皆様、スイーツはお好きですか? 和スイーツ派ですか、それとも洋スイーツ派ですか? たくさん食べたいタイプですか、それとも厳選された美味しいスイーツを少量楽しみたいタイプですか? かわいいスイーツは写真におさめながら、まわりを気にせずゆっくりと味わいたいと思いませんか?
おっと、突然こんなに質問攻めにしてしまってすみません。実は表参道にスイーツ好きを心から満足させる和スイーツの専門店があるんです。その名も、「表参道茶屋」! 実際にうかがってみましたが、控えめに言って最高でした。
ということで、さっそく「表参道茶屋」について切り込んでいくことにしましょう。本記事は、スイーツ好きによるスイーツ好きのための内容になっています。全てのスイーツ好きさんに、届けこの想い!
ここは天国……? 全てのスイーツ好きにおすすめしたいお店です
和菓子派の人だけでなく洋菓子派の人をもうならせる和スイーツ専門店、それが「表参道茶屋」。2021年7月にオープンした和スイーツの専門店なのですが、オープン直後からスイーツ好きの間で話題となり、その人気は今現在も衰えることなく、連日待ち時間が発生するほどの盛況ぶりをみせています。
無類のスイーツ好きを豪語している筆者ですが、ふらりと立ち寄ってはみるものの、待ち時間が長く発生していたりとなかなかタイミングが合わず、オープンから約2年経ってもいまだに行くことができていませんでした。
これではスイーツ好きの名が廃る……! 休日ではなく平日、しかもオープンに合わせて行けばきっとすぐに入れるはずだと、以前からずっと気になっていた「表参道茶屋」へ、いざ行かん!
コスパ最強⁉︎ 食べ放題メニューの充実度がすごい
甘味・デザートの製造メーカーの「株式会社タヌマ」が運営しているだけあって、メニューのラインナップの幅は広く、とても充実しています。パフェ、あんみつ、わらびもち、お団子、どらやき、ムースなど、総メニュー数はドリンクも含めて約90種類もあるんです。
ちなみに甘いスイーツメニューだけでなく、焼きおにぎりやたこ焼き、チキンナゲットなどのしょっぱい系のメニューも用意されています。スイーツの合間に食べる軽食系メニューは箸休めにもぴったり。これぞまさしく正義!
甘い、しょっぱい、甘い、しょっぱい……うっかりすると時間を忘れて無限ループに突入してしまいそうです。
食べ放題メニューでは(制限時間内にどれだけ食べられるかどうかは別として)これらの中から好きなスイーツを好きなだけいただくことができます。
なお、食べ放題メニューでは一度の注文につき2品ずつオーダーすることができる模様。店内のあちこちから「わぁ〜、すごい! これも美味しそう!」という歓喜の声が聞こえていました。もちろん、カメラのシャッター音が鳴り止むこともありませんでした。(笑)
個室なので姿は見えませんでしたが、皆さま心の底からスイーツタイムを楽しんでいるようでした。
●気になる食べ放題メニューの価格は?
【平日】
男性:2,380円/女性:2,180円
【土日祝】
男性:2,680円/女性:2,480円
(※小学生以下:1,380円/幼児:770円/3歳以下:無料)
価格はいずれも税込みです。
これだけ楽しめてこの価格というのは、嬉しい限りだと思いませんか⁉︎
気軽に立ち寄りOK! 単品メニューの用意あり
筆者は今回、こちらを利用しました。
単品メニューは、全てドリンクがセットになっています。セットのドリンクをフロート類にする場合は200円の追加料金がかかります。
ひとつ注意しなければならないのが、“単品メニュー”とはなっているものの、スイーツ単品での注文はすることができないという点です。要するに、“必ずスイーツとドリンクをひとつずつ選ばなければならない”ということです。ちなみに、スイーツ単品でのオーダーはできませんが、ドリンクだけを追加注文することはできるようです。
●価格帯はどれくらい?
「串団子orどらやき+ドリンク」のセットが一番安く、1,180円からとなっています。次に安い価格帯は「フルーツ大福orわらび餅+ドリンク」のセットで1,280円、今回筆者が注文した「和栗のモンブランパフェ+ドリンク」のセットは1,580円です。
ちなみにドリンク単品のメニューは、880円から1,180円という価格帯になっています。コスパの面を考えるのであれば、食べ放題メニューを注文する方がお得感があります。しかし、「そんなにたくさん食べられない」「スイーツは好きだけど、そんなにたくさん食べたくはない」「そもそも少食なので、食べ放題には興味がない」というような人には、単品メニューの方がありがたいと思われます。
行ってみてわかった!「表参道茶屋」を推せる理由は?
実際にお店に足を運んでみて、インターネット上の情報からではイマイチわからなかった「表参道茶屋」の“推しポイント”についてまとめてみました。感じ方には人によって差があるものの、来店しようかどうか迷っている方は、ぜひひとつの参考資料として見てみてください。
・まず、味が美味しい!
今回筆者が注文したのは「和栗のモンブランパフェ」なのですが、運営元が老舗甘味食材メーカーなだけあって、さすがの美味しさです。
老舗甘味食材メーカーが提供する和スイーツとなれば、やはり和栗が王道でしょう。現にInstagramなどのSNSでも、和栗のモンブランがかなりの高評価となっていました。
実際に食べてみると、和栗ペーストのどっしり濃厚な味わいが印象的でした。和栗ペースとの中に隠されているバニラアイスは少しシャーベット感のあるさっぱりした舌触り。濃厚な和栗ペーストとのバランスがとても絶妙でした。また、パフェの中には少し苦味のあるコーヒーゼリーと、甘味と酸味が感じられる洋梨が入っています。コーヒーゼリーは単体で食べると少し苦いのですが、パフェの最深部に入っている生クリームと合わせて食べるとちょうど良い味わいになります。
特にモンブランなどペースト状のスイーツは、ともすれば口の中が甘くなりすぎてしまうこともあります。またそれはパフェも同じで、最初の数口は美味しいのに、食べ進めるにつれてどんどん口の中が甘くなっていってしまうものもあります。しかもパフはある程度の大きさがある場合がほとんどなので、食べきる前に「もうお腹いっぱい」となってしまうこともありますよね。しかし「表参道茶屋」の和栗のモンブランパフェに関しては、このような心配とは無縁の美味しさでした。
上から順に和栗ペースト、バニラアイス、洋梨、コーヒーゼリー、生クリームの順で層になっているのですが、全てのバランスがちょうど良い! まさにちょっと甘党な大人向けのスイーツという感じです。「これこそが老舗甘味食材メーカーの腕の見せ所だ」と言わんばかりの絶妙な匙加減を感じることができました。
ちなみに、セットで注文した「アイス抹茶ラテ」は、甘すぎず、クリーミーな味わいでした。甘すぎないので、スイーツの味を邪魔しません。さすが! 味の研究がされ尽くされていますね!
・提供スピードが圧倒的!
料理の提供までのスピードがはやいと聞いてはいましたが、実際のところどれくらいなのか感覚がつかめていませんでした。時間を測ってみると、そのスピードはたしかに圧倒的! オーダーしてから1分30秒でドリンク、1分40秒で和栗のモンブランパフェが提供されたのには非常に驚きました。
席の利用時間は60分程度しかありませんが、これだけはやく提供してもらえるのなら、時間制限があっても全く気になりません。
・掃除も行き届いている、さっぱりとキレイな店内!
大胆な紫色のファサードとは打って変わって、店内は白色を基調としたシンプルなデザインです。あまりに可愛らしすぎる内装のカフェには入りにくいという人も、これなら過ごしやすいと思われます。
また、店内にごちゃごちゃとした飾りがないぶん、スイーツの写真もスッキリと上手に撮ることができます。ものをどかす必要もないので、スピーディに撮影できるのも嬉しいポイントだと思います。
・人目を気にしなくて良い、個室形式の座席
座席数は全部で40席。そのうちカウンター席も数席あるのですが、カウンター席もちゃんと半個室になっているので、人目を気にせず目の前のスイーツに集中することができます。また、全ての座席が個室になっているので、他の人の写り込みを気にすることなく写真撮影をすることができるのも、けっこう大きなメリットだといえるのではないでしょうか。背景をぼかしたり、編集作業でモザイク加工処理をしなくてもそのままSNSに写真をアップすることができるのはありがたいですよね!
・注文はタブレットからなので、気楽に選べて気軽に楽しめる
オーダーは全て席に用意された備え付けのタブレット端末から行います。紙のメニューの用意はありませんが、タブレットに全てのメニューがわかりやすく表示されているので、初めてでも迷わずにオーダーすることができました。また、好きなタイミングでオーダーすることができるのでタイムロスがありません。スタッフさんをいちいち呼ぶよりも効率的だし、気軽で気楽!
・店内BGMのおかげで、まわりの声も気にならない
美味しいスイーツは楽しんで味わいたいですし、かわいいスイーツはテンション高く楽しみたいですよね。でも、「表参道茶屋」の店内はそんなに広くありません。そのためあまり大きな声で話してしまうと「静かに味わいながらスイーツを楽しんでいる他のお客さんの邪魔になってしまうのでは?」と心配になってしまうこともあると思います。今回筆者は自分ひとりでスイーツタイムを楽しんだのですが、店内にはいい感じの音量でBGMが流れているので、まわりのお客様の声は気になりませんでした。
スイーツの楽しみ方は十人十色。自分らしくスイーツタイムを満喫してみてください。
待ち時間は発生する? おすすめの時間帯が知りたい
筆者は11時のオープンよりも30分遅れての来店となってしまったのですが、それでもまだ空席が2コーナーほどありました。ちなみに、空席がある場合は店外にこのような張り紙がしてあるようです。
オープン当初は連日どの時間帯でもかなりの待ち時間が発生していたようですが、今現在は、平日の午前中であれば、数席の空きがあることが多いようです。ただ、12時を過ぎたあたりからは待ち時間が発生していました。筆者が店を後にした12時20分頃には既に5組のグループが並んでいました。
単品メニュー利用の場合の席利用は約60分まで、食べ放題は90分制(※ラストオーダーは時間終了20分前)となっています。この時間制限は「席数が少ないため、譲り合いをお願いします」との理由から。それでもあっという間に席が埋まってしまうようなので、並びたくない方は早めの時間帯に入店できるように行くことをおすすめします。
●条件付きではあるものの、予約OK!
2人以上の利用に限り、1ヶ月先まで電話予約を行うことができます。また、細かい時間指定をすることはできず、予約可能時間帯は下記の4つのみになります。
1、11時〜12時30分
2、12時45分〜14時15分
3、14時30分〜16時
4、16時15分〜17時45分
ちなみに、営業時間は全日11時から21時30分となっています。定休日は不定休なので、もし気になる場合は事前に電話をして確認しておくと安心かもしれませんね。
表参道で遊ぶなら、ぜひ足を運んでみて!
噂どおり、美味しい和スイーツが堪能できる「表参道茶屋」。明治神宮前駅から徒歩1分、原宿駅から徒歩6分、表参道駅から徒歩8分と、アクセスも良好!
表参道まで遊びにいく用事があるのなら、散策ついでにぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
店舗情報
住所:東京都渋谷区神宮前6-3-9井門ビルB1
カード利用:VISA/MASTERCARDの使用OK
公式HP:https://omotesandoucyaya.foodre.jp/
公式Instagram:https://www.instagram.com/omotesandochaya/
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